mirayume

さら、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。 あなたは身ごもって女の子を産むが、その子をアリスと名付けなさい。

5月27日

5時半ごろに中途覚醒して、ぜんぜん眠れそうにないので本を読む。特に読まなきゃって思ってる積読が『生誕の厄災』『ヴァリス』『髪の花』『甘い蜜の部屋』なのだけど、どれも今読んだら頭がおかしくなりそう。他にもたくさんある。読むより買うスピードの方が早くてぜんぜん追いつけない。森茉莉、実は苦手なんです。好きそうって言われるけど、『恋人たちの森』と『貧乏サヴァラン』をちょっと読んだだけ。

叔母から野菜が送られてきたのでよろこんで食べている。トマトとキウリがすき。ほかにもカボッコリーとかふだん草とか変わった野菜がたくさん入っている。東京のスーパーは食べ物がおいしくないですね。お野菜もお魚も。駅まで出てデパートの地下に行けばよいのかもしれないけれど。贅沢かなあ。夜、お腹が空いてコンビニでお菓子を買うよりも、ちょっといいお野菜で冷蔵庫を満たしていた方が断然いい気もする。

起きているときの日記をつけ始めたら途端に鮮明な夢を見なくなった。いやだ。ぜったいに地に足をつけなくない。でもわたしは長い文章を書く練習をしなくてはならないと思っている。夢を記録するときは取り憑かれたように文章を書きつける。あれは正気じゃない。正気でしらふでゆめまぼろしのような文章が書けると一番よいのだけれど。難しいところです。

なんだか透明な気分、うれしくもかなしくもない。

5月の末まで生きていたらまたバレエを習いたい。かろやかな存在になりたい。